特集!若桜の滝
若桜町は中国山地に囲まれ、面積の95%が山林を占めています。
氷ノ山や扇ノ山に抱かれた豊かな自然や変化にとんだ地形に恵まれ、迫力ある滝や優美な滝が数多く点在しています。
人間の五感をフルに活用して、最高の癒しを求める冒険に出かけよう。
ここでは、難易度が高すぎないものを掲載していますが、他にも上級者向けの滝も多くあります。
安全な装備を準備し、無理のないようにしましょう。
若桜町観光協会では、同行ガイド(有料)を手配いたしますので、お気軽に相談してください。
〈参照〉
若桜の滝ガイドマップ(PDF)
大鹿滝
圧巻の瀑風と水しぶき!裏見ができる貴重な滝
「21世紀に残したい日本の自然百選」に選定された諸鹿渓谷。大鹿滝はその本流に懸かる滝です。
周囲は岩盤で覆われ、24mの高さから一直線に白い柱となって落ちる様は圧巻。爆風と水しぶきで、涼やかな空気で満ちています。
岩窟の裾を巡れば裏見の滝として眺めることもできます。裏側に行くときは足元に気を付けて、濡れてもよい服装で行ってみましょう!


雲龍の滝
諸鹿七滝最大の滝
大鹿滝を奥に進むと「出会いの滝」の右側の滝が見えてきます。この滝は川の合流点にある2本の滝ですが川への降下は難しいので、左側の滝は見えません。
さらに奥へと進むと、諸鹿七滝の内で最大の滝、「雲龍の滝」が見えてきます。
この滝は四条の水線を持つ迫力の直瀑で、落差28mあります。上空が広く開けているので、飛沫に陽が当たれば虹が見られます。また、紅葉時も映える滝です。
この滝は比較的安全に行くことができますのでお勧めです。





権現滝
巨岩の間から流れ落ちる荘厳な滝
氷ノ山の麓、つく米集落の傍に民家が近くにあるとは思えないほどの秘境スポット「権現滝」がある。
幻想的な渓谷の奥に鎮座し、巨岩の間から力強く流れ落ちる迫力のある荘厳な滝滝です。
足場の悪いところがありますので、登山靴などの滑りにくい靴を準備してください。





幻の滝
今世に現れた幻の滝、落差50mの壮大な滝
以前、国土地理院の地図に載っていなかったことから幻の滝と言われている久曽木大滝があります。
落差50mもある段瀑で、緑に囲まれた岩崖からは、白い模様を描きながら美しく落下する滝が見られます。
滝までのルートは道幅が狭く、不安定な個所も多々ありますので、しかっりとした靴を履いて、完全な山登りの装備を整えましょう。


その他の主な滝

三条の滝
奇麗に三つに分かれて落ちる滝。
諸鹿七滝のひとつ。

石割の滝
中央の出っ張った石が滝の流れを割っています。
諸鹿七滝のひとつ。

若浪の滝
直瀑ではないが、落差30mにもおよぶ荘厳な滝

一の滝
屋堂羅谷の最初の滝。
他に6つの滝が連なっている。