伊勢道の道標 いせみちのどうひょう お伊勢参りへの道しるべ 江戸時代、若桜から氷ノ山方面を越える道は伊勢道と呼ばれ、庶民の伊勢参りに利用されました。町内には伊勢道の道しるべとなる4基の道標が残され新町公民館前の道標には「徒是ひだりハいせみち(伊勢道)、みぎハはりまみち(播磨道)」と書かれています。伊勢信仰の伊勢道は、ここから八東川を渡り浅井、そして番所へと通じていました。その他の道標は氷ノ山方面を進み、渕見地内(渕見神社前)、𣇃米地内2箇所にあります。 ここがみどころ! 渕見神社の道標 渕見神社の道標は「左 やま道 右 京いせ道」とあり、裏面には文化11年(1814)の刻印があります。 𣇃米地内2箇所の道標 𣇃米地内の道標は、一つが「ひだりわ いせみち みぎわ やまみち」、もう一つが「左ハ 於(お)じろ谷 右ハ いせみち」とあり、後者には安政12年(1799)の刻印があります。 詳細情報 所在地 鳥取県八頭郡若桜町若桜 電話 0858-82-2237(若桜町観光協会) アクセス 若桜駅から徒歩10分(新町公民館)
江戸時代、若桜から氷ノ山方面を越える道は伊勢道と呼ばれ、庶民の伊勢参りに利用されました。町内には伊勢道の道しるべとなる4基の道標が残され新町公民館前の道標には「徒是ひだりハいせみち(伊勢道)、みぎハはりまみち(播磨道)」と書かれています。伊勢信仰の伊勢道は、ここから八東川を渡り浅井、そして番所へと通じていました。その他の道標は氷ノ山方面を進み、渕見地内(渕見神社前)、𣇃米地内2箇所にあります。