不動院岩屋堂 ふどういんいわやどう 日本を代表する三大投入堂の一つ 三朝町の三佛寺投入堂、大分県の龍岩寺奥院礼堂とともに日本三大投入堂の一つで、昭和28年に国の重要文化財に指定されました。約1,200年前に建立されたといわれ、羽柴秀吉が鳥取城攻めの際にこの付近を焼き払ったものの岩屋堂だけ焼け残ったと言われています。 本尊の不動明王は、弘法大師「空海」が33歳のときに彫刻したとされ、東京にある目黒不動と目赤不動とともに日本三大不動明王と言われています。3月と7月の最終日曜日には護摩法要が行われ、本尊の不動明王が御開帳されます。 ここがみどころ! 県内でも貴重な中世寺院建築登録 修験道寺院の建築として知られ、国の重要文化財に指定されている天然の岩窟内にある舞台造り。間口約7m、高さ13m、奥行き10mの天然岩窟の中に正面、側面ともに3間の前方が入母屋造りで、後方は切妻造りの屋根です。県内に残る数少ない中世の寺院建築で国の重要文化財だけでなく、県民の建物100選にも選ばれています。 平家伝説が残る五輪塔 岩屋堂の西側には五輪塔や宝きょう印塔が安置されています。一説では、平家の残党の墓といわれていますが、町指定の五輪塔には、内部に須恵器の納骨壺を備えたものがあります。 詳細情報 所在地 鳥取県八頭郡若桜町岩屋堂 電話 0858-82-2237(若桜町観光協会) 駐車場 無料駐車場 約5台程度あり アクセス 若桜鉄道若桜駅からバス15分 中国自動車道「山崎IC」から車で約1時間30分
三朝町の三佛寺投入堂、大分県の龍岩寺奥院礼堂とともに日本三大投入堂の一つで、昭和28年に国の重要文化財に指定されました。約1,200年前に建立されたといわれ、羽柴秀吉が鳥取城攻めの際にこの付近を焼き払ったものの岩屋堂だけ焼け残ったと言われています。
本尊の不動明王は、弘法大師「空海」が33歳のときに彫刻したとされ、東京にある目黒不動と目赤不動とともに日本三大不動明王と言われています。3月と7月の最終日曜日には護摩法要が行われ、本尊の不動明王が御開帳されます。