つく米棚田 つくよねたなだ 氷ノ山の斜面に築かれた美しい自然の階段 中国山地に抱かれた標高800mの所にある若桜町のつく米(つくよね)集落には「日本の棚田100選」に選ばれた棚田があります。農地の少ない山地を切り開らかれた棚田は、氷ノ山高原の宿 氷太くん上から眺めるとその形状は美しく、訪れる人々の心を和ませる風景となっています。 この棚田は、戦国時代から江戸時代にかけて造られたもので、畦畔(けいはん)の多くは下流の谷から運び上げた雑石により、一度崩壊すれば決して復元できないような見事な石積みが施されています。 ここがみどころ! 日本の美しさを代表する風景 つく米の棚田は、国道482号線の先、氷ノ山スキー場の下の谷にあります。作り手の高齢化や担い手不足により耕作放棄地が目立ってきていますが、小さな田んぼが段々に重なる自然と人工の織りなす独特の造形美は今後も守っていかなければなりません。 棚田米 氷ノ山からの雪解け水や雨水といった栄養を蓄えた自然水と、山間部特有の昼夜の温度差は、棚田米に甘みと栄養を与えてくれます。大自然の中で一株一株丹精を込めて育てられた棚田米の美味しさは格別です。 詳細情報 所在地 鳥取県八頭郡若桜町つく米 電話 0858-82-2237(若桜町観光協会) 料金 若桜駅から車で約20分
中国山地に抱かれた標高800mの所にある若桜町のつく米(つくよね)集落には「日本の棚田100選」に選ばれた棚田があります。農地の少ない山地を切り開らかれた棚田は、氷ノ山高原の宿 氷太くん上から眺めるとその形状は美しく、訪れる人々の心を和ませる風景となっています。
この棚田は、戦国時代から江戸時代にかけて造られたもので、畦畔(けいはん)の多くは下流の谷から運び上げた雑石により、一度崩壊すれば決して復元できないような見事な石積みが施されています。